2022年度映画クラブの佐藤桃監督作「弾けていこうぜ!Pop&Coke」がTohoシネマズ学生映画祭のU18枠として選ばれたので、2023年3月23日、東京のTOHOシネマズ日比谷に行きました。
当日は雨という素敵な天気ではありましたが、子ども達はTOHOの文字を作るくらいには楽しんでいました。
今回のテーマはポップコーンとコカ・コーラのプロモーションビデオということで、子ども達は土曜日一日学校に来て、その日のうちに作品を完成させました。本校のクラブでは珍しく、アニメーションと実写を掛け合わせたような作品となっていて、手前みそではありますが、本当に面白い作品に仕上がったと感じています。
あくまでも私個人の考えですが、作品は誰かに見てもらわなければそこに価値は生まれないと思っています。逆に言うと、誰か1人でも自分の作品を見てくれる人がいれば、それでその作品は完成となります。ですが、大勢の人に見てもらうと、その作品に、さらに大きな価値が付きます。今回たくさんの映画好きが集まる映画祭の大きなスクリーンで上映されたことで、いつまでもその作品に価値が付き続けます。
最後になりますが、この1年間で映画クラブは「禁煙cmコンテスト」「フェローズフィルムフェスティバル」「Tohoシネマズ学生映画祭」の3つのコンテストで受賞、あるいは招待していただきました。映画が作れるというだけでも、子ども達のことは誇りに思っていますが、そこに結果がついてくるというのは、本当にすごいことです。こんな一言では片づけられないくらいの思いはありますが、それは直接子ども達に、ほんの少しでも伝わってくれていたらいいなと思っています。
来年度も活動を継続するかはわかりませんが、今回の偉業は代々伝えていきたいと思います。
映画クラブ顧問 岡部