2016年7月12日火曜日

第4回バザークラフトデー 有難うございました

保護者の皆様

日頃よりバザーへのご理解
ご協力を頂きまして
誠にありがとうございます。

7月8日に行われた
クラフトデーを最後に
4回のクラフトデーを
終了いたしました。

皆様のご協力のおかげで完成した
20種類近くの手芸品は
バザー当日Aセンターで販売予定です。
たくさんのご来場をお待ちしています。




お忙しい中、多くの保護者の皆様に
ご協力を頂きまして
誠に有難うございました。

今後ともJBバザーへの
ご理解ご協力を
宜しくお願い申し上げます。

暁秀初等学校バザー実行部

JBバザー
10月30日(日)
開催

2016年7月11日月曜日

オープンプラン6年生 算数「分数のわり算」

6年生の算数では
「分数のかけ算・わり算」
を学習します。

その中で、次の問いが出てきます。

/○は、□/□の何倍ですか?

ここでは
3/4は、1/2の何倍か
を考えました。

子どもたちは、3/4÷1/2
計算の仕方を学習済みだったので
11/2倍という答えは求められます。

しかしこれで、分数における
「何倍」の本当の意味を分かった
と言えるでしょうか?

1/211/2倍ってどういうこと?
本当に11/2倍になっているの?

こういった疑問を
子どもたちが持ち始め

「あ、本当だ!!」

と納得できたとき
きちんとした理解に
つながるものと思います。

そこで 
 子どもたちは、箱に入っている
分数の中から2つを選択し
/○は、△と□/□の何倍なのか
ということを扇形の紙を
使って考えていきました。
  
扇形を切ったり
重ねたりする活動を通して
試行錯誤を重ね
計算で求めた□倍を
理解していきました。


2つの分数を選択し
自分で調べる課題を
設定していたので
授業の最後の方には

「先生、こんなことをしてもいいですか?」
という質問をしてくる子がいました。
1/31/6を足して、5/6を比べるということです。

これは私たち教師にはなかった
素晴らしい発想でした。

子どもたちが
授業で発見したことを生かし
教師の想像を超えて

こんなこと やってみたい!
あれも やってみよう!

と思ってもらえる

そんな授業を
いつも考えていきたい
オープンプランの教師は

思っています。




2016年7月10日日曜日

オープンプラン5年生 算数「体積・容積」


5年生の算数では
「体積・容積」
について学習します。

その中でも
1㎥=□L
と単位が変わってしまうと
子どもたちは?となり、
つまづきの原因と
なってしまいがちです。

体積や容積を求めることはできても
単位換算を苦手とする
子どもは実は多いのです。

そこで、教科書やテキストの図や絵で
理解を済ませることで終わらず
実際に自分たちで1m3の立方体を作って
Lになるのかを確かめてみました。

まず、学校にある1㎥を見て
予想を立てました。
そして工作用紙で10cm×10cm×10cmの
立方体(1L)をたくさん作りました。
すると
1㎥の1辺に1Lの立方体が
10個ならぶことがわかります。
それが縦×横×高さ
10×10×10となり
1000個の立方体がならぶことが
視覚的にもわかります。


 だから

 1㎥は1Lの立方体が1000個になる

1㎥=1000L

と自分たちの目で
はっきりとわかるのです。

オープンプランの算数では
子どもたちのつまずきそうな
ポイントをあらかじめ想定し
子どもたちにどのような経験を
積ませればよいのかを第一に考えます。

そして、その経験を通して
理解を深めていく活動を
たっぷりと行っていきます。

これがオープンプランの教師が
大切にしていることです。



オープンプラン4年生 算数「分度器の使い方」

4年生の算数では角度に
ついて学習します。

ここでは
分度器を用いて
様々な図やものの角度を測ったり
作図する活動を行います。

そこで、オープンプランの4年生では
分度器を使って学習し、
わかったことを、まとめとして
グループで発表する活動を行いました。

ここでは、分度器について
自分たちで調べたこと
実際に使ってみてわかったこと
使い方の基本やルールなど
分度器に関して様々な考察を加えました。





 相手にわかりやすく伝えるだけでなく、
算数独特の用語や概念などを
自分たち言葉で説明する活動も
大切です。




算数を単なる計算だけ
問題を解くだけの学問として
捉えることなく

自分たちがわかったことを
具体的な数字や式・図
具体的な根拠を
きちんと提示しながら
論理的に説明していく

そういった力も問われる
学問であると

オープンプランの教師は考えます。



オープンプラン3年生 算数「1万より大きな数」

3年生の算数では
「1万より大きな数」を
学習します。

ここでは
10000は1000が10こ
(1万円は1000円札が10枚) 
だとわかっても

23000は1000がいくつ?
23000は100がいくつ?

と聞かれると?になってしまう
子どもが多いのです。

 オープンプランでは
教科書やテキストを見て
学習するだけでなく
まず自分たちで具体物を使って
実際にその数を作ってみて
考える活動を行いました。

そこで1万より大きな数を
実際に数えるためには
子どもが自由につかえる
広いスペースが必要です。
そのために教室ではなく
学習センターAで活動を行いました。

さらに1万以上の数があるものとして
学校にある「おはじき」と
「コピー用紙」を用意しました。
そしてクラス全員で協力して数えました。

はじめは、子どもたちは自分が思うままに
おはじきやコピー用紙を
個々に床の上に並べて数えていました。
しかし、活動が進むにつれて

「数えるために10の塊ずつカップに入れていこう!」
1000の塊を作れば数えやすい!」

などというアイディアが子どもたちから
次々にとび出してきました。
そのアイデアをみんなで共有し
協力して調べました。
そして、結果をノートに記録しました。

こういった経験をたっぷりと積んだ後

23000は1000の塊が23こ
23000は100の束が230束になる

といった数の合成・分解への理解を
さらに深める学習を行っていきます。

このように
オープンプランの算数では

子供たちに活動にあった活動場所を選びます
自分たちで実際に作ってみます(数えてみます)
具体物をつかって自由にのびのびと考えます
具体物によって豊かなイメージを持ちます
友だちと意見を出し合いながら学び合います

これがオープンプランの教師が
大切にしていることです。