2025年6月9日月曜日

6月6日 ロイロ認定校取得に向けて② 青森県にて

 

格好良いフォルムですね。


そう『はやぶさ』です。


はやぶさの最高時速は320km。

すさまじい速さです。


いや、新幹線トークをするために

このブログを書いているのではないのです。


実は執筆者である私、先日このはやぶさに乗り、

青森県に出張して参りました。


さて、なぜ私が青森県に出張しているのか。

そう、これも『ロイロ認定校』取得に向けての

活動の一環なのです。


『ロイロ認定校』の認定基準の一つとして

申請校の教職員が、(株)LoiLoより講師依頼を受け、

直近一年以内に登壇したことがある。

というものがあります。


そこで、ロイロ認定ティーチャーでもある

私が、ロイロさんより依頼を受け、

青森県にて登壇することとなったのです。


青森県の中でも、登壇依頼を下さった小学校があるのは

『六ケ所村』という場所。

『六ケ所村立南小学校』さんで、ゲスト講師として

飛び込み授業を行ってきました。



私の名前も書いていただき、歓迎していただきました。

ありがたいことです…。


現地に到着したら、まずは校内を一周。

六ケ所村立南小学校さんは、

2013年4月1日に創立した

新しい小学校です。


美しい校舎ですね。


さて、私は6年生の授業を

飛び込みで行わさせていただきました。

単元は『図で表して考えよう』という

国語の学習です。

授業を見に来られた先生方に

お配りした指導案です。

字が細かくてわかりにくいですね…。


授業は、

「初めて青森県に来た私に

『青森県の良いところ』を教えてほしい!」

という投げかけからスタートしました。


良いところたくさん思いつくためには、

どんな図を使って考えれば良いのか。

ロイロノートに搭載された思考補助ツール

『シンキングツール』の中から

好きな図を選んで

『青森県の良いところ』

をたくさん考えてくれました。

子ども達は

「やっぱりウェビングが一番考えやすそう。」

「おすすめの理由がたくさん書きたいな。」

など、それぞれの理由で図を選び、

『青森県の良いところ』を書いてくれました。


子ども達の何人かが、

「げんたれ」がおすすめ

と書いていて、思わず「げんたれって何だい!?」

と盛り上がる一幕も。


ちなみに「げんたれ」は、

焼肉のたれの一種だそうです。


そして、その図を選んだ理由も、

子ども達にまとめてもらいました。

理由もしっかり書けています。


そのあとは、分類分け。

「先生は、青森県にいられる時間が残り少し…。

今日中には静岡県に帰らないとならないんだ。

先生のために、今の図を見やすくまとめてくれないかな?」

と、声かけをしました。


子ども達は先ほどと同じように、

思い思いの図を活用して分類分け。

もちろんその図を選んだ理由も考えてもらいます。



フィッシュボーン図や、Yチャート、Xチャートなど

分類分けに適した図を使いこなすことが

できました。


そして最後はランキング付け!

「もう後少ししか青森県にいられる時間がない!

そんな先生のために、おすすめランキングを

作ってくれるかな!?」

と声かけ。


先ほどまでと同じ流れで、

図にまとめていきました。


ピラミッドチャートに、座標軸…。

ランキングをつけやすい図はどれか、

あっという間に理解してしまいました。



初めましての私の授業を

素晴らしい態度で受けてくれました。

六ケ所村立南小学校の6年1組の皆さん。

ありがとうございました!


残念ながらお店が閉まっていたため

「げんたれ」は買えず…。その代わり

6年1組の皆さんがすすめてくれた「りんご」を使った

お菓子は駆け込みでなんとか買うことができました。

その後は急いで駅に向かい、なんとか終電に

乗り込むことができました。


先んじてロイロ認定校の資格を取得されている

六ケ所村立南小学校さんにお邪魔し、

こちらとしても学びがたくさんありました。



本校も、ロイロ認定校取得に向けて一歩前進!

全身全霊で進んでいきたいと思っております。


企画・運営・執筆:多田 真志(広報・渉外)

6月3日 ロイロ認定校取得に向けて① 新人研修にて

 加藤学園暁秀初等学校では、iPadが導入された初期から

『ロイロノート・スクール』

のアプリを活用しております。


今では公立学校を含めた様々な学校で導入されている

『ロイロノート・スクール』。

本校では、様々なクラスで

ロイロノート・スクールが活用されています。


しかし、これだけ活用しているにも関わらず

『ロイロ認定校』という、

ロイロノート・スクールを活用して

学校全体で児童・生徒の主体の学び作りに

積極的に取り組んでいる学校

に送られる資格を取得しておりませんでした。


せっかく、これだけロイロノート・スクールを

活用している本校。

本校ではこの資格を取得することが十分に出来うると考え、

今年度は『ロイロ認定校』取得を目指して

研修等を行っております。


本記事は、その第一弾!

6月3日に行われた新人研修の中で

ロイロノートを活用した授業例や、

ロイロノートを活用したクラス経営の方法など、

操作の基本について話をさせていただきました。


新人研修に参加された先生方に一番お伝えした点は、

「ロイロノートは、あくまでも授業ツールの一つ。

使用ができるスキルを身に付けた上で、

様々なツールから、その授業に一番適したツールを選択してほしい。」

ということ。


それぞれの授業、それぞれの授業者によって、

適したツールは違います。

ただし、選択肢は多い方が良い。

たくさんの選択肢の中から、

授業ツールを選べるようになっていただきたい。


そんな思いで、この研修を設定致しました。

この新人研修にて、先生方の選択肢が、

少しでも増えてくれれば、と思っております。


企画・執筆・運営 多田 真志(広報・渉外)