6年生の算数では
比と比の値として
「割合の表し方」
を考える活動を行っています
「同じ長さの棒を使って
直角三角形をつくりましょう」
「このようなものは無しです
辺と辺がぴったりくっつくようにします」
「やってみましょう」
取り組み始めると
思っていたよりも難しいこの課題に
子どもたちは苦戦していました
しかし
しばらくすると
「できた!」
という声が聞こえてきました
できた時の各辺に使った棒の本数は
① 3本・4本・5本
② 5本・5本・7本 でした。
すると「わかった!」という声が
聞こえてきました
何がわかったのかと思い
その子のところに行ってみると・・・
大きな直角三角形を作っていました
こんなふうに作っている
子どもたちもいました
子どもたちに
できた直角三角形の本数を尋ねると
「3本、4本、5本」
「5本、5本、7本」
「6本、8本、10本」
「9本、12本、15本」
・
・
・
「30本、40本、50本」
などたくさん挙げられました
子どもたちは
この活動を通して
「3辺の長さの比を3:4:5にすると
直角三角形ができる」
ということに気が
つくことができました
「では、3辺の長さの比を
3:4:5にすれば
直角三角形ができるのでしょうか」
初めは120cmのひもで挑戦
これを3:4:5に切り分ける
「どうやったらいいのだろう?」
すると
ノートに図を描いて
考える子どもが現れました
「12(3+4+5)で割ればいいんだ!」
という考えがでてきました
そして、実際にやってみます
「できた!!」
次からは
自分で適当な長さにひもを切り
3:4:5に挑戦です
すごーーーく大きなものを作る人も
すごっく小さいものを作る人もいて
多様です
子どもたちが椅子に
座っているばかりでなく
実際に物を動かし
手を動かし
思考すること
を大切にしています
「大きいの作っちゃおう!」
「すごい小さいの作ったら面白そう!」
自分で自分なりの
楽しみを見つけながら
学習に取り組んでほしい
そう思いながら授業をしています