2016年11月28日月曜日

オープンプラン6年生 算数「比と比の値」

6年生の算数では
比と比の値として
「割合の表し方」
を考える活動を行っています

同じ長さの棒を使って
直角三角形をつくりましょう」
                         
「このようなものは無しです
辺と辺がぴったりくっつくようにします」

 「やってみましょう」

取り組み始めると
思っていたよりも難しいこの課題に
子どもたちは苦戦していました

しかし
しばらくすると
「できた!」
という声が聞こえてきました
できた時の各辺に使った棒の本数は
  3本・4本・5本 
  5本・5本・7本 でした。

すると「わかった!」という声が
聞こえてきました
何がわかったのかと思い
その子のところに行ってみると・・・
 
 大きな直角三角形を作っていました 
こんなふうに作っている
子どもたちもいました
 子どもたちに
できた直角三角形の本数を尋ねると
「3本、4本、5本」 
「5本、5本、7本」 
「6本、8本、10本」
「9本、12本、15本」
「30本、40本、50本」
などたくさん挙げられました

子どもたちは 
この活動を通して

「3辺の長さの比を3:4:5にすると
直角三角形ができる」

ということに気が
つくことができました

「では、3辺の長さの比を
3:4:5にすれば
直角三角形ができるのでしょうか」

初めは120cmのひもで挑戦
これを3:4:5に切り分ける
「どうやったらいいのだろう?」

すると
ノートに図を描いて
考える子どもが現れました

「12(3+4+5)で割ればいいんだ!」
という考えがでてきました
そして、実際にやってみます
 「できた!!」

次からは
自分で適当な長さにひもを切り
3:4:5に挑戦です
 
すごーーーく大きなものを作る人も
すごっく小さいものを作る人もいて
多様です

子どもたちが椅子に
座っているばかりでなく
実際に物を動かし
手を動かし
思考すること
を大切にしています

「大きいの作っちゃおう!」
「すごい小さいの作ったら面白そう!」

自分で自分なりの
楽しみを見つけながら
学習に取り組んでほしい

そう思いながら授業をしています