のこりはいくつ?ちがいはいくつ?
~ひき算~
「いぬが5ひきいます。
ねこが3びきいます。
どちらがなんびきおおいでしょう。」
入学して3ヶ月の1年生にとって
この問題を“ひきざん”とイメージし
解決するのは簡単ではありません。
では、どのようなものを
教材にすればよいか考えました。
「コップが5こあります。
ストローが8ぽんあります。
どちらがいくつおおいでしょう。」
という問題を提示しました。
するとどうでしょう?
子どもたちは自然にコップの中に
ストローを入れ始めます。
「ストローが3本あまったから
ストローの方が3本多い。」
と解決できます。
式も8-5=3
と無理なく子どもたちが
書けるようになります。
このように
授業を考える際
子どもの自然な姿や思考
をもとに教材を選択していく
これがオープンプランの教師が
大切にしていることです