2016年7月9日土曜日

オープンプラン2年生 算数「水のかさ」

2年生の1学期の算数の学習に
「水のかさ」という単元があります。
L、dL、mLという
単位をここで初めて学習します。

この時期の子どもたちに
Lマスや1dLマスを見せて
(教科書やテキストの図を見ながら)
「1Lは何dLですか?」
と聞いても、子どもたちには?と
なることが多いのです。

そこで1dLマスを使って
いろいろな容器に
何dLの水が入るか
自分たちで確める活動を行いました。
子どもたちは、自分の調べてみたい容器を
選んで慎重に水を入れて調べていきます
調べて分かったことは
ワークシートに記入します。

すると、たくさんある容器の中から、
dLマス10杯分の容器(1Lマス)が
見つかり始めます。

1dL10杯でぴったりになる
入れ物がありました!」

その言葉を拾い
本当にそうなるか
みんなで確かめていきます。
 
そこで
dL10杯分で
Lの入れ物がいっぱいになる

L10L

と納得できるのです


自分たちの手で確めたくなる課題がある
調べるための材料や道具がたくさんある
調べる時間やスペースがたっぷりある

そういった環境の中で
自分たちで発見したことは
実感を伴った理解につながります。

これを学年ごとに積み重ねていくと

自らの力で概念をつかむ

子どもに成長していきます。

これがオープンプランの教師が
大切にしていることです。